「夜霧よ今夜も有難う」さながらの只の額裏紙画像ですが、何事もゼロから・・・と歩み始めた『そらんじ』としては辛抱が続いていくほうが、なにかと為になるのだろうと凛夜の月を見上げながら帰宅する日々・・・。
「 さむかぜのそらに
みか月がかかっている
くろいよる
頰にきずをつけて
こころよいいたさをかんずるようなつき 」
八木重吉 「純情を慕いて」
白鳳社『八木重吉 詩集』内
「重吉詩稿」より