李 朝 白 磁 へ た り 壺

2020年2月12日水曜日

(口径 7〜9cm  胴幅 9〜15cm  高さ 12、5cm)

李朝初期(15世紀頃)のぐにゃりと歪んだ白磁中壺です。
口周りや肩上部が焼成時にへたり施釉の具合も雑ですが、日々の花を添わせるには充分な花器になりえます。
「春待月」は陰暦12月の異称だそうですが、もう季節感が分からなくなってきました。

 李 朝 堅 手 盃

2020年2月4日火曜日

                  李朝 堅手盃 (売約済)

(口径 8、8〜9cm  高さ 4、5cm)

暖冬とはいえ、さむ風に身体を丸めながら歩いていると白梅・紅梅が花咲き微笑んでいることに気づく時節。

辺りは土の匂いと真白き息吹も交じり、閑空(かんくう)を見上げる眼差しすら枝先にとどめ置くのは難しいようで・・・と、かっこよさげな一節を中断しての商品紹介です。

清真な心持ちを宿らせているかのような、なんとも惹かれる酒盃。
口辺の端反り具合や、青みの強い発色も良し。
紅梅や紅の木瓜(ぼけ)一枝を手折り、木下杢太郎の描いた植物図譜をめくりながらの独酌・・・。
            (岩波文庫「百花譜百選」木下杢太郎・画)

 バ ナ ナ 供 物

2020年1月30日木曜日

                 バナナ 一房 (売約済)

ほのかに匂い立つシリコンゴム製の早熟バナナ。

これだけ良い仕上がりならば須恵器と隣り合わせにあっても格で負けない!
高坏(たかつき)に乗せておけば八百万神さまも満足であります。

 見 立 て 小 盆

(径 17、5cm  深さ 1cm)

ぺらぺらではない程度の厚みのアルミ小盆。
銅製盆は常に探していますが、こういった気軽な道具備えも愉しいものです。

これよりも分厚く丸い旋盤痕が残った、錫にしか見えないアルミ大盆も何枚かありましたが、ご紹介前に売約済に。 (近いうちにまた仕入れます。)
樹脂人参

 青 磁 刷 毛 目 猪 口

2020年1月28日火曜日

                  青磁刷毛目 猪口 (売約済) 

(口径 6、5cm  高さ 5cm  高台径 3cm)

青磁釉を刷毛塗りした珍しい古伊万里猪口。 江戸中期。
伊万里や李朝の瑠璃釉では刷毛で薄さを加減した「薄瑠璃」「黒瑠璃」のような器がありますが、青磁では初めて目にしました。

こころの中が常にうす曇りの日々が滑走路のように続く中(笑)、ホッと憩う時には青く・・・白く・・・自己の情感が雲間を突き抜けるような一時を過ごしたい。

侘びた風情や見立ての愉しさを味わえる器もいいですが、このような綺麗な状態で今まで残ってくれたかと思うと、なにかと感動するものです。
表情が付きにくい青磁ですが、なかなか面白いものです。
猪口の内側と高台内は白磁のままです。
カケやニュウもなく、繰り返しになりますが状態のよい清々しい酒器。

 吉 田 崇 昭  輪 花 五 寸 皿

2020年1月25日土曜日

               染付七宝つなぎ五寸輪花皿

(口径 15cm  高さ2、5cm)

福岡・筑紫野市で初期伊万里手を焼く吉田崇昭さん。

ほぼ同じ絵柄は描かない ” 絵替わり ”  の銘々皿です。
古手の写しと、今世に描くべき文様を手繰り続けているようです。
生掛け焼成です。
釉薬がうすく掛かった輪花部分は少しざらっと鮫肌になっています。

 黒 漆 鷺 絵 卵 殻 抽 斗

2020年1月21日火曜日

(25、5 × 13、5cm  高さ 30cm)

卵殻貼りの漆の抽斗(ひきだし)。 明治〜大正時代。
上部角が黒漆ごと削れ剥がれていますが、卵殻(らんかく)仕上げのもの自体がなかなか無いのです。
誰かが救い出さないと、次にこの抽斗に会った時にはただの黒い箱になってしまいかねないので掬いあげたものです。
ちなみに右扉(芭蕉葉?)の蝶番は取れているので、嵌りません。
朽ち剥がれゆく儚さ愉しさ美しさ・・・です。
「 そらんじ 」 での新たな企画展などは特に無いですが、25(土)まで常設展示でお待ちしております。