(口径 8、5cm 最大幅 10cm 高さ 15cm)
以前に紹介した須恵器。 → blog-post_14.html
カリッとした鋭い形(なり)の花壺を好みますが、こちらは少し厚めの器胎で、ずっしりもっちりタイプです。
またそれも良しです。 そしてそれが良しです。
もちろん漏れも無く、直水OKです。
丸底なので紐状の輪っかに乗せれば安定します。
轆轤目も露(あら)わに・・・
灰が降りかかった側と滑らかな素地側と片見替わりの景色も魅力。
長頸の花入は「口が狭くてどうかなぁ」とも言われますが、
枝が止まりやすい面もあります。
頸内部を交差止め(一文字・十文字・くの字や、めの字の小枝を固定)すれば、
枝もの草花それぞれ一本ずつでも様(さま)になる格好良さです。