(25、5 × 13、5cm 高さ 30cm)
卵殻貼りの漆の抽斗(ひきだし)。 明治〜大正時代。
上部角が黒漆ごと削れ剥がれていますが、卵殻(らんかく)仕上げのもの自体がなかなか無いのです。
誰かが救い出さないと、次にこの抽斗に会った時にはただの黒い箱になってしまいかねないので掬いあげたものです。
ちなみに右扉(芭蕉葉?)の蝶番は取れているので、嵌りません。
朽ち剥がれゆく儚さ愉しさ美しさ・・・です。
「 そらんじ 」 での新たな企画展などは特に無いですが、25(土)まで常設展示でお待ちしております。