吉村安司 すいか灰 七寸皿
(21cm 高さ 3cm)
金沢の地で、様々な果実の灰で釉薬をつくる吉村さんの灰釉器。
これは収穫し終えた西瓜の茎葉などを灰にして釉掛けし、酸化で焼いた皿。
プレート・リム皿など大きめの食器が現在(いま)求められているのでしょうが、『 そらんじ 』に適しているのはこの渋く重いラインの器でしょうか・・・。
古美術屋として選び取るからには、古器と隣同士に並び遜色ない器を。
そしてその可能性を信じて、作り手を信じて、お客さんに楽しんでもらえるように・・・。